Quick Takes シリーズ:ジョセフィーヌ

「私にとって、音楽はとても特別なもの、人生においてすごく素晴らしいものです。」

そう静かに語るジョセフィーヌは、キンバンギスト交響楽団のフルート奏者で、木管楽器セクションのお母さんのような存在。音楽とMusic Beyondのワークショップが、座ったり歩いたりするのもままならなかった彼女に、どのような影響を与えているかについて語っています。

[日本語訳]

『あなたにとって音楽とは』
ジョセフィーヌ (フルーティスト)

「私にとって、音楽はすごく特別なもの・・人生においてとても素晴らしいものです。
私は、座ったり、歩いたりできる日が来るとは思えなかったほど病気でした。
でもクラシック音楽が私を助けてくれたのです。
少し前までは、15分20分もしたら横にならなければいけないほど体が弱っていました。
でも、楽譜を読んだりしていると、音楽に夢中になり、背中に走る痛みを忘れさせてくれたのです。
しばらく本当にツラかった。座るたびに背中に痛みが走るのですから。
でもそんな時でも、楽譜を手に持って譜読みをしたりすると、痛みがすっと流されていったのです。
ですから、もしも辛さや痛みを経験している人がいたら、ぜひ音楽を学んでみてほしいと思います。なぜなら、音楽にはどんなつらさも忘れさせてくれるだけの力があるから。
音楽は、私にとって救いで、これからもずっと続けていきたいと思います。
そして、香織さんがここに私たちを教えに来てくれることを、本当に幸せに思っています。
彼女は、私を強く健康にしてくれる手助けもしてくれているのですから。」