ありがとうございました!

60人を超えるゲストの皆さまがいらして下さったMusic Beyond第2回ガライベント、オンラインでの寄付も含め$5000を集めることができました!ご来場くださった皆さま、そして遠くから声援を送って下さった皆さま、本当にありがとうございました!
フォトアルバムが出来上がりましたので、ご覧くださいね♪

キンシャサレポート!

 ただいまニューヨークに戻りました!想像もしていなかった空港テロによるブリュッセルでの3日間にはじまり、キンシャサで何回か、もの凄い嵐を経験した今回の旅。それでも、60時間以上のワークショップと、3回のコンサート全てを成功させられたことを、ここにご報告します!

 

今回お教えした27人の音楽家たちは、失った時間を取り戻すべく、いつもよりも更に一生懸命ワークショップに臨んでくれて、目を見張る程上達しました。今回は、新しい教材の入ったスーツケースが最後までキンシャサに届かなかったこともあり (汗) プライベート・セミプライベートレッスンの時間をこれまでよりも少し増やしてみたところ、個人個人の成長度が高まりました。

 

キンシャサ・アメリカンスクール (TASOK)では、200人の子供たちの前で演奏し、8年生 (中学2年生) の生徒さんたちと、音楽家というキャリアについてディスカッションをし、ブラスバンド部も訪問しました。TASOKとの新しいコラボレーションの始まりを嬉しく思っています!

 

そして今回で4回目となる日本大使館でのコンサート。今回は何と、副首相を含むコンゴ政府高官、各国大使と外交官、国連関係者、NGOを含む100人を超えるゲストがいらして下さいました!皆さまに楽しんで頂けたようで、リピーターのお客さまが口々に、「本当に毎回グレードアップしてるのが分かるよ!」と言ってくださったことがとても嬉しかったです。

 

最終日には、コミュニティコンサートを行い、普段オーケストラの楽団員たちが教えている子供たちも、勇気を持って人前で演奏し、オープンで温かい雰囲気の中、ワークショップを終えることができました。(^^)

 

今まで一番クレイジーで忙しく、暑く (連日38度!)、予定の立て込んだ、5回目のキンシャサ。旅を思い返してみると、感謝の気持ちでいっぱいになります。

コンゴの日本大使館のみなさま、正式後援という形で、Music Beyondとコンゴの音楽家たちを常にサポートして下さり、ありがとうございます!

TASOKのみなさま、新しいコラボレーションの機会をありがとう!

もの凄い集中力とポジティブな心でワークショップに臨んでくれた音楽家たち、ありがとう!

キンシャサでいつも活動を見守り、応援し、安全で幸せな滞在ができるようにしてくれているお友達のみんな、ありがとう!

 

そして最後に、Music Beyondをサポートして下さっている皆さま、本当にありがとうございます!皆さまからのサポートこそが、コンゴの音楽家たちとコミュニティに大きな大きな影響と、いつまでも続くポジティブな効果をもたらしているのですから!

 

愛を込めて・・

藤井香織

image.jpg

Quick Takes - ケビン・マグワイア (Music Beyond理事)

「目まぐるしく変わっていくテクノロジーによって、世界の距離がどんどん近くなっている今日。音楽が、人間の個性と、コミュニティや文化のアイデンティティのために果たす役割は大きなものだと思います。」

Music Beyond理事、ケビン・マグワイアが、音楽とMusic Beyondの活動が世界中の人に与える影響について話したビデオです。

#MBGALA2016 チケット販売開始!

年一回のガライベント、#MBGALA2016 5月19日にソーホーのThe Farm SoHoにて開催決定!楽しい一夜を過ごしながら、私たちが教えているコンゴ民主共和国の情熱いっぱいの音楽家たちを支援するこのガラ、たくさんの皆さんと時間を共有できることを楽しみにしています!詳細とチケットはこちら

Quick Takesシリーズ:ジャック

「ご飯を食べそびれたり着る服がなくてもたいじょうぶ。でも楽器は手放せません。」

キンバンギスト交響楽団、創立メンバーの一人である、クラリネット奏者ジャック。看護師として働き、病気のお母様のお世話もしながらクラリネットを吹いています。いつもとっても優しいジャック、でもそこに秘められた音楽に対する情熱は、誰より情熱的な音楽家のグループの中でも際立つほどです!

【日本語訳】

「音楽は私の情熱です。7歳から音楽を始めました。また、音楽への愛は私の家系にも流れています。曾祖父に始まり、私の家系の男性は全員音楽家です。

楽器なしの生活は好きではありません。今となっては楽器は体の一部だからです。ご飯を食べそびれたり着る服がなくてもたいじょうぶ。でも楽器は手放せません。

友人や同僚と音楽をしていると、他に心配することなんて何もありません。その瞬間に見えるものは、音楽だけだからです。

ここまではるばる教えに来てくれる香織さんにありがとうと言いたいです。私は長い間音楽をやってきましたが、彼女が教えに来てくれるようになって初めて、音楽家として成長するために、実際何が必要かを理解し始めることができたのですから。」

Quick Takes シリーズ - トーマス・ヨカム (Music Beyond理事)

 「そのやり方は、現実的かつ持続性のある変化をもたらすために、すごく賢く効果的だと思います。」そう語るのは、Music Beyondの理事の一人であるジャーナリストのトーマス・ヨカム。彼が、Music Beyondのアプローチと、キンシャサにもたらす影響について話したビデオです。

アルマン・ディアンゲンダ氏インタビュー

Music Beyondの藤井香織が、キンバンギスト交響楽団の創立者であり指揮者の、アルマン・ディアンゲンダ氏にインタビューしました。彼のアイディアと哲学こそが、このオーケストラコミュニティのエッセンス。こんな素晴らしいコミュニティの音楽家たちを教えられて光栄です!

 

【日本語訳】

Q: 何がこれまで21年間、オーケストラを続けるモチベーションになっていたのですか?

A: もともとこのオーケストラは、単に人を集めて音楽をするために始まりました。でも時間と共に、このオーケストラがインスピレーションの源になってきていることに気付いたのです。そしてその事実こそが、人々にメッセージを発信し続けるモチベーションとなりました。ですから現在に至るまで、同じ目的でやってこれています。

 

Q: どのようにモチベーションを上げ続けているのですか?

A: 先に述べた通り、このオーケストラは若者にとってインスピレーションの源になっています。そして今日私には、オーケストラを通して、若者たちが個人個人の道を探すお手伝いをする義務があると感じているのです。人生全般、仕事、情熱・・すべてを含めての道探しです。

 

Q: 現在このオーケストラには総勢200名を越えるメンバーが所属しています。どうしてこんなに大きくなったんだと思いますか?

A: まず言えることは、多くの若者は、このオーケストラの持つイメージに憧れてやってくるということ、チームとして何かを成し遂げるというイメージです。そしてそのイメージが、教練・鍛錬する、という感覚も植え付け、最終的に人生においてある一定の域に到達する手助けをしています。

 

Q: このコミュニティーは誰でも入れているのですか?

A: はい、私たちはみんなを受け入れます。確かにこのオーケストラは教会が元になって作られたものです。でも、私たちは、音楽を学びたいと思う全ての人たちを受け入れています。理解を深めるためには、まずお互いを知ることが大事だと信じています。ですから、まずは誰でも受け入れるのです。この精神が、外国人からの注目を浴びるきっかけにもなっているのかもしれません。人々に我々の活動を知ってもらうためにも、私たちはいつでも、みんなを両手を広げて受け入れています。

 

Q: 近年、このオーケストラは世界各国のメディアから注目を受けるようになり、ディアンゲンダさんは幾つかの賞もとりました。ですが、みんな本当に謙虚!どのように、その謙虚さを保ち、またなぜ謙虚な姿勢が大切だと思うのですか?

A: 人々は、ある観点から私に賞を下さったのです。そして、私の仕事は、普遍的な精神性を表すからこそ、いつまでも謙虚でいるべきなのです。ですから謙虚な姿勢は本当に大切です。この人間性を忘れた日に、失うものはとても大きいのです。

 

Q: このオーケストラの役割は何ですか?

A: 先にも言いましたが、まず最初の役割は、人々を繋げること。そして今日に至っては、オーケストラには、貴重で普遍的なメッセージがあります。そのメッセージとは、愛、平和、それから人々に違う観点からものを見る手助けをすること。ここには、たくさんのネガティブなイメージや解釈が根付いています。ですから、私たちはオーケストラを通して、世界の人々に違う観点をお見せしたいのです。

 

Q: ネガティブなイメージや解釈とは?

A: アフリカについてまわるイメージは、貧困・戦争・暴力・・・。でも、ここにだって、いいこともあるんだということをお見せしたいのです。そしてそのいいこと・・例えばこのオーケストラの持つ教練からくる自制心をコミュニティに発信できたなら、次は国に発信し、いつかは世界中に・・。そして教練という感覚こそ、人々のためになるポジティブさにつながるのです。

 

Q: 世界の人々へメッセージをお願いします。

A: オーケストラとの関係を通してのメッセージを一つ。私にとって、オーケストラの大好きなところは、オーケストラはたくさんの違う楽器とたくさんの異なる楽器群で形成されている、ということ。そしてその違いに関わらず、全ての楽器で一つのハーモニーを作り出すということ。同じように、世界中にはいろんな違いがあり、個々の国や人々にもたくさんの違いがある。でもどんなに違っていてもみんな共存できるのです。助けが必要なときもありますし、誰かがあなたの助けを必要としている時もあるのです。それが、私のみなさんへのメッセージです。

 

藤井香織: ありがとうございました!

ディアンゲンダ: どういたしまして!こちらこそありがとう。私のオーケストラを助けてくれて、フルート奏者たちのレベルを上げるお手伝いをしてくれて・・。資金繰りができて、旅をオーガナイズできますように、といつも祈っています。旅にかかる費用、飛行機代、滞在費・・どんなにか大変でしょう。どうか、これからも引き続き、私たちの元に来て、私たち音楽家のレベルを引き上げてくれますように。

Quick Takes シリーズ:ジョセフィーヌ

「私にとって、音楽はとても特別なもの、人生においてすごく素晴らしいものです。」

そう静かに語るジョセフィーヌは、キンバンギスト交響楽団のフルート奏者で、木管楽器セクションのお母さんのような存在。音楽とMusic Beyondのワークショップが、座ったり歩いたりするのもままならなかった彼女に、どのような影響を与えているかについて語っています。

[日本語訳]

『あなたにとって音楽とは』
ジョセフィーヌ (フルーティスト)

「私にとって、音楽はすごく特別なもの・・人生においてとても素晴らしいものです。
私は、座ったり、歩いたりできる日が来るとは思えなかったほど病気でした。
でもクラシック音楽が私を助けてくれたのです。
少し前までは、15分20分もしたら横にならなければいけないほど体が弱っていました。
でも、楽譜を読んだりしていると、音楽に夢中になり、背中に走る痛みを忘れさせてくれたのです。
しばらく本当にツラかった。座るたびに背中に痛みが走るのですから。
でもそんな時でも、楽譜を手に持って譜読みをしたりすると、痛みがすっと流されていったのです。
ですから、もしも辛さや痛みを経験している人がいたら、ぜひ音楽を学んでみてほしいと思います。なぜなら、音楽にはどんなつらさも忘れさせてくれるだけの力があるから。
音楽は、私にとって救いで、これからもずっと続けていきたいと思います。
そして、香織さんがここに私たちを教えに来てくれることを、本当に幸せに思っています。
彼女は、私を強く健康にしてくれる手助けもしてくれているのですから。」