Kinshasa on My Mind 〜 我が心のキンシャサ :)

6月21日午後9時、24時間の飛行機の旅の後、3度目のコンゴ民主共和国に到着しました。街中の人々を知っているんじゃないかと思うほどみんなとお友達のスーパードライバー、エマニュエルが手荷物受取所でお出迎え。おかげで今回も何のトラブルもなく無事にスーツケースを受け取り、空港から車で夜のキンシャサへ出発。こうして、今回のノンストップで多忙な、でも何よりもやりがいのある充実した2週間が始まりました。

 

翌朝より早速レッスンを開始し、体を壊すことも、セキュリティーアドバイザーから外出禁止令が出ることもなく(この街ではよくあり得ることなのです)、11日間のワークショップで80時間以上、キンシャサの音楽家たちをお教えすることができました。前回12月に訪れた時よりもはるかに上達していた彼ら。6ヶ月間、本当に真剣に練習し続けていたことが一目(一聴?)瞭然で、感慨深い気持ちになりました。

今回もまた、体を理解し使った音作りや技術などの基礎をお教えし、それぞれの作曲家や曲にあったキャラクターの見つけ方など、一歩踏み入った楽譜の読み方についても話しました。これら全ては、彼らがさらに自由に、フレキシブルに音楽作りをする手助けとなり、また教えるためのお道具箱の道具になると信じています。

彼らはすでに経験豊かな音楽家であり先生たちで、音楽に対する愛と情熱は人百倍持っています。そんな彼らにただ一つ必要なのは、今まで誰からも教わる機会のなかったきちんとした基礎技術のみ。真剣で献身的で、精神的にも肉体的にも強く、集中力が何時間でも続く・・そんな彼らをお教えできることは、心から幸せなことです!

 

また、今回はみんなが私を家族にように慕ってくれたことにもとても感謝しています!今回出会った、それはそれは素晴らしい通訳(この彼についてはまた次回)のおかげで、音楽的にも個人的にもお互いをもっと知り、分かりあうことができ、それはワークショップをさらに深いものにし、また何倍も楽しいものにしました。

 

今回の旅はいろんな面で大きなステップとなりました。キンバンギスト交響楽団とMusic Beyondは正式にコラボレーションをすることとなり、これから数年、オーケストラの木管楽器奏者を音楽家として、先生として育てるお手伝いをすることになりました。今回は前回までよりもさらに全員格段に上達し、全員とさらに仲良くなれました。

そしてなんと、自分でも驚くことに、このミステリアスでへんてこなキンシャサという街に、あったかい『アットホーム』な気持ちさえも芽生えてきました。こんな気持ちになれたのは、キンシャサの素晴らしい音楽家たちと暖かいお友達がいてこそのこと。アルマン・ディアンゲンダさん、セス、サミー、ナタリー、ギー、ギリー、ジョセフィーヌ、ディエゴ、ジャック、ジニョール、ドブレ、ジョゼ、ジョニー、ジェリー、オノレ、ヤン、エディー、エマニュエル、ジュリオ、貴美子さん、和也さん&日本大使館の皆様、トム、リズ、イアン、ケビン、マリリン、それから両手を広げて受け入れてくれたたくさんの人たち・・・本当にありがとう!

 

- Kaori