オーケストラコンサート

木曜日にコンサートをすることになっていたキンバンギスト交響楽団。火曜日の午後に、2番オーボエをフルートで吹いてくれないか、と聞かれた私は喜んでOKしました!

水曜日、7時間のワークショップのあと、前日リハーサルに参加。今までオーケストラリハーサル会場として借りていた大きな倉庫が使えなくなってしまったため、現在は駐車場で練習するしかないんだ、と申し訳なさそうに話してくれたオーケストラ設立者であり指揮者のアルマンさん。気温も高く、電気はついたり消えたりを繰り返し、また1万匹くらいの蚊が飛びまわる中でのリハーサル。でも誰一人として文句を言う人はいません。それどころか、みんなその場に身を置いて、団員の一人として音楽を奏でることに喜びと誇りを持っているようでした。電気が切れると、誰かが懐中電灯でみんなの楽譜を照らし、電気がつくとまた演奏に戻る。で、また電気が消えると今度は他の誰かが懐中電灯でみんなの楽譜を照らす・・こんな繰り返しでした。

リハーサルに参加してみて、情熱と愛さえあれば、どんな環境だって音楽はできるんだなぁ、としみじみ思いました。(そして、蚊もいなく、電気もバッチリつく心地よいニューヨークのアパートで練習できるのにも関わらず、エアコンの効きが悪いことに文句言ったりするのはやめよう!と静かに心に誓ったのでした。)

2時間以上続くリハーサル、私は蚊の大群に襲われていました。毎朝蚊よけクリームを塗りたくっていた私、でも夜にはその効果は消えていたようです。「かゆいかゆい」ともそもそしていて、ふと気付きました。。

どうしてだれもかゆそうじゃないの?????

みんな平然としているのです!どうしても気になって、近くのファゴット奏者に聞きました、「ねぇ、あなたたちは蚊に刺されないの??」これにみんな大笑い。もう慣れっこで、なんと何も感じないんだそうです。この情報にはビックリでした!痒そうにしている私を見て笑い続けるメンバーたち。「気持ちを落ち着けるんだ、そうしたら痒みもなくなるよ。」なんて助言してくれるものの、『気持ちを落ち着ける』なんてどうがんばってもムリ。笑 今度からは長時間出歩く時は、忘れずに蚊よけクリームを持参しよう、と誓ったのでした。

翌日のコンサートは大成功!1000人近い聴衆が、大盛り上がりに盛り上がってくれ、まるでロックのコンサートのようでした!このオーケストラの存在がコンゴ人たちにも知られ、クラシック音楽が一般人の中でも少ーしずつ浸透していることを目の当たりにできて嬉しくなりました。

オーケストラの一員としてこのコンサートに参加できて幸せなひと時でした。キンバンギスト交響楽団のみんな、ありがとう、そして、素晴らしいコンサートおめでとう!

- Kaori