運転手ジュリオ

今回宿泊場所からオーケストラ練習場までの送迎をしてくれることになったドライバー、ジュリオ。彼は、スーパー運転手であり私たちのお友達のエマニュエルが推薦したコンゴ人運転手です。

地元のドライバーは時間にルーズで、全く来ないこともある、なんて話も聞いていたのですが、ワークショップ第1日目の朝、ジュリオは時間通りにちゃんと迎えに来てくれました。

ただ彼は英語を全く話さないため、私は高校時代のフランス語の授業を思い出しながら、どうにかコミュニケートをはかりました。練習場のある道の名前を知らなかったジュリオ、でもとにかく『ンギリ・ンギリ地区にある、キンバンギスト交響楽団のミュージシャンたちがいる鮮やかな緑の建物』を目指して、道行く人に聞きながら、迷いながらも無事に到着!

「 5時に迎えに来てね。」と一生懸命伝えて車を降りた私たち。(でももし迎えに来るの忘れちゃったらンギリ・ンギリ地区で路頭に迷うのかしら?) なんてちらっとアタマをよぎったのですが、まあそうなったらそうなった時に考えよう!笑

 

前日の夜に、オーケストラ創立20周年記念コンサートがあったため、今日は多くのミュージシャンたちは遅めに来ると聞いていた私たち。ウキウキしながらしばらく待っていると、「アオモリ!ボンジュール!」という威勢のいい声が!この声は紛れもなく、親愛なるお友だちでファゴット奏者のジェリーだ!振り向くとそこにはジェリーと他数人の木管楽器奏者たちが笑顔で立っていました。健康で笑顔で、楽器を持ってまたみんなに会えたことがすごく嬉しかったです。

 

信じられないほどインスパイアリングだった第1日目のワークショップ (レッスンの模様はまた後日) を終えると、そこにはちゃんとジュリオが来てくれていました。迎えに来るのを忘れることや大幅に遅れることを心配していた私たちなのですが、そんな心配は全く無用でした。なぜならジュリオは、なんと3時頃に到着して、練習場見物をしながら私たちのレッスンが終わるのを待っていてくれたのです!

ことばの壁はあったものの、ジュリオはすごく優しく親切で、運転技術ももちろんばっちりでした。新しいリンガラ語を教えてくれながら、キンシャサの目まぐるしい道中もスイスイ運転してくれました。おかげで、一瞬ドッキリ体験はたった一度だけ。(このお話もまた後日。^^)  

 

あ、それから、『時間にルーズ』というレッテルを貼られているコンゴ人ですが、さらにヒドイのは私たちの方でした。最終日、最後の送迎に来てくれたジュリオに、またレッスンが時間通りに終わらせられなかったことを笑顔で謝った私。それに対して彼が言った言葉は、「君たちは毎日遅れるって分かってるよ。」笑

ありがとうジュリオ!また次回もぜひよろしくね。次こそはもっと時間を守るからね!(^^)

- Nana 

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